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【防災グッズの正しい選び方】本当に必要なものといらなかったものの見分け方

防災グッズ 防災グッズ

防災グッズリスト 本当に必要な「もしもの備え」とは?

災害はいつ起こるかわかりません。

地震や津波、台風や豪雨など、自然災害によって生活が一変することもあります。

そんなときに備えて、防災グッズを準備しておくことが大切です。

しかし、防災グッズはどんなものが必要なのでしょうか?

また、どれくらいの量や期間を目安にすれば良いのでしょうか?

 

この記事では、専門家や被災経験者の意見を参考にしながら、外出先の「持ち歩き用」、避難所に向かうための非常用持ち出し袋などの「避難用」、自宅での避難生活に必要な「在宅避難用」、それぞれのケースに対応した防災グッズを紹介します。

 

防災グッズの選び方について

防災グッズの選び方について

防災グッズの選び方について、以下のポイントがあります。

防災グッズは、一時的な避難か長期的避難かで選ぶことができます。

一時的な避難には、持ち出しやすい防災リュックなどがおすすめです。

長期的な避難には、避難所生活などで必要なものを入れた二次避難用のものが必要です。

防災グッズを入れるバッグの種類も重要です。

緊急避難用にはリュックタイプがおすすめです。

避難所生活用には、容量が大きく、重さによる負荷がかかりにくいキャリーバッグやボストンバッグがおすすめです。

防災グッズは撥水・防水加工がされているかも確認してください。

防災グッズの対応人数も確認してください。

家族構成に応じて、食物アレルギー対応食品や離乳食、おむつなども必要です。

また、防災グッズを選ぶ際の正しい基本原理として、「命を守る防災グッズ」から順番に準備することが鉄則です。

地震対策グッズ、走って避難するための持ち出し袋、避難所で配られない自分専用の道具、そして最後に備蓄品を準備してください1。

 

持ち歩き用 いつものバッグに入れておくもの

いつものバッグに入れておくもの
いつどこで災害に巻き込まれるかわかりません。

飲料水以外は、ポーチなどに入れて持ち歩ける大きさのものを選びましょう。

 

長時間、身動きが取れない場合に備えて

手間なく食べられるもの(チョコバーなど)
ペットボトルの飲料水(500ml程度)
停電への備え
現金(小銭も含めて)
小型のLEDライト
電池式モバイルバッテリー
その他
保険証
運転免許証
常備薬
コンタクトレンズやメガネ
薄手のエマージェンシーブランケット
ホイッスル

 

避難用 非常用持ち出し袋に入れておくもの

 

人命救助のリミットは72時間(3日間)と言われています。

支援物資が届くまで、個人で用意をして対応することが望ましいです。

必要なアイテムを収めたセットを作っておきましょう。

荷物が重くならないように、軽量でコンパクトにしておくことがポイントです。

 

1人につき1つ以上、個人のリュックに入れるもの

飲料水(1人1日2~3L)
手間なく食べられる食品(ビスケットやレトルト食品など)
LEDライト・ランタン(1人1灯以上)
電池式モバイルバッテリー(機器1台につき1個)
紙のハザードマップ
使い捨てカイロ・電池式扇風機
オールインワンクリーム
家族みんなで使うものは、代表者が用意
メイン灯として使えるランタン
手回し充電ラジオ
乾電池(単3形なら17本以上)
応急手当ができるセット(ガーゼ・包帯・絆創膏・消毒液など)
リュックのそばに「靴」を準備
避難しやすい靴(履きなれたスニーカーなど)

 

 

在宅避難用 最低限の生活ができるもの

電気や水道が復旧するのに、大規模災害の場合は約7日程度かかると言われています。

 

自宅で備えることの重要性が見直されてきました。

日頃から自宅で生活する上で必要なものを備えておくことが大切です。

飲料水(1人1日3L×7日分)
食料(1人1日分×7日分)
医薬品(救急セット・常備薬・持病薬)
防寒具(サバイバルシート・レインコート・衣類・カイロなど)
装備品(ヘルメット・防災頭巾・手袋・マスク・運動靴・防災用ホイッスルなど)
情報収集ツール(ラジオ・携帯電話・モバイルバッテリーなど)
生活用水(トイレや水洗いに使う水。浴槽に水を貯めておくなど)
その他(トイレットペーパー、ティッシュペーパー、マッチ、ろうそく、カセットコンロなど)

 

防災グッズのいらないものリスト!寝袋やコンロ、ヘルメットは本当に必要?

防災グッズ

防災グッズには、実際には必要ないものがいくつかあります。

例えば、テント、ティッシュペーパー、ろうそくやマッチ、毛布やブランケット、などが挙げられます。

これらのアイテムは一般的に防災グッズとして必要とされることがありますが、実際には優先度が低いものです。

また、防災グッズを選ぶ際には、自分自身や家族のニーズに合わせて選ぶことが重要です。

例えば、食物アレルギーがある場合は、対応した食品を準備する必要があります。

また、乳児がいる場合は、ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなども用意しておく必要があります。

災害に備えて防災グッズを準備することは大切ですが、必要以上に多くのものを揃えると、かえって邪魔になることもあります。

また、一見役立ちそうに見えても、実際には使わなかったり、危険だったりするものも存在します。

 

そこで、専門家や被災経験者の意見を参考にしながら、防災グッズのいらないものリストを紹介します。

また、本当に必要なものや、代用できるものも併せてご紹介します。

テント
テントは避難所でプライバシーを確保したり、寒さや雨風から身を守ったりするために役立つと思われがちですが、実際にはあまりおすすめできません。

テントはかさばって持ち運びが大変であり、避難所ではスペースや火災の問題で設置できない場合が多いからです。

また、テントは外部からの情報や支援を受けにくくするというデメリットもあります。

避難所では周囲と協力しながら生活することが重要です。

テントにこもってしまうと、孤立してしまう恐れがあります。

テントの代わりにおすすめなのは、軽量でコンパクトなエマージェンシーブランケットです。

エマージェンシーブランケットは保温性や防水性が高く、簡易的なシェルターとして使えます。

また、救助信号や体温調節などにも活用できます。

 

寝袋
寝袋もテントと同様に、避難所で快適に眠るために必要だと思われがちですが、実際にはあまり使えません。

寝袋はかさばって持ち運びが大変であり、避難所ではスペースや衛生面の問題で使用できない場合が多いからです。

寝袋の代わりにおすすめなのは、軽量でコンパクトなサバイバルシートです。

サバイバルシートは保温性や防水性が高く、簡易的なシェルターやブランケットとして使えます。

また、救助信号や体温調節などにも活用できます。

 

コンロ
コンロは非常食を温めたり、お湯を沸かしたりするために必要だと思われがちですが、実際にはあまり使えません。

コンロは重くて持ち運びが大変であり、避難所では火災の危険やガスの供給の問題で使用できない場合が多いからです。

また、コンロは外部からの情報や支援を受けにくくするというデメリットもあります。

避難所では周囲と協力しながら生活することが重要です。

コンロで自炊してしまうと、共同調理や食事の時間を逃してしまう恐れがあります。

 

コンロの代わりにおすすめなのは、手間なく食べられるレトルト食品やビスケットなどです。

レトルト食品やビスケットは長期保存が可能であり、災害用食品なら温めなくても食べれるものがあります。

また、栄養価やカロリーも高く、満腹感も得られます。

 

ヘルメット
ヘルメットは頭部を守るために必要だと思われがちですが、実際にはあまり使えません。

ヘルメットはかさばって持ち運びが大変であり、避難所ではスペースや衛生面の問題で使用できない場合が多いからです。

ヘルメットの代わりにおすすめなのは、軽量でコンパクトな防災ずきんです。

防災ずきんは頭部や首筋を守ることができます。

また、救助信号や体温調節などにも活用できます。

 

その他
上記以外にも、防災グッズとして必要ではないものは以下の通りです。

ロープ:救助訓練を受けていない場合は使えないし危険
コンパス:スマホのアプリで代用できるし方向感覚が必要な場面は少ない
ナイフ:サバイバル用途ではなく刃物として扱われる可能性がある
新聞紙:防寒用途ではサバイバルシートに劣るし濡れて使えなくなる
手回し充電ラジオ:手回し充電は疲れるし乾電池や太陽光充電で代用できる

 

まとめ

災害に備えて防災グッズを準備することは大切ですが、必要以上に多くのものを揃えると、かえって邪魔になることもあります。

また、一見役立ちそうに見えても、実際には使わなかったり、危険だったりするものも存在します。

そこで、この記事では、専門家や被災経験者の意見を参考にしながら、防災グッズのいらないものリストを紹介しました。

また、本当に必要なものや、代用できるものも併せてご紹介しました。

防災グッズの選び方は、外出先の「持ち歩き用」、避難所に向かうための「避難用」、自宅での避難生活に必要な「在宅避難用」、それぞれのケースに対応したものを準備することがポイントです。

荷物が重くならないように、軽量でコンパクトにしておくことも大切です。

災害はいつ起こるかわかりません。日頃から自分や家族の命を守るために、防災グッズを正しく選んで備えておきましょう。

 

 


 



≪防災安全協会認定 大容量30Lリュック採用≫ 防災セットSHELTERシリーズ

 

 



参考ソース

専門家が自分のために考えた、正しい防災グッズの選び方|備える.jp

 

【2023】防災グッズのおすすめ20選!実際に役立ったものは?必需品を紹介|ランク王

 

防災グッズのおすすめ20選! 必要なものの選び方と便利なセットを合わせて紹介 | となりのカインズさん

 

便利なチェックリスト付き「防災グッズ 本当に必要なもの」おすすめ37選。選び方は?【2023年版】

 

防災グッズのいらないものリスト!寝袋やコンロ、ヘルメットは必要なのかを徹底解説│もしそな

 

防災グッズでいらなかったもの!経験者の意見からまとめ。 | こぐまや

 

こんな防災グッズは必要ない?被災時にいらなかった物とあってよかった物 – 防災家族

 

防災グッズいらなかったもの9選!必要なものは手作り?置き場所はどこが良い – ふじえーる