カップルの絆を深めるペアリングは、お互いの好みや予算に合わせて選ぶのが大切です。
しかし、素材やデザインの種類が多くて、どれを選んだらいいか迷ってしまうこともありますよね。
そこで、この記事ではペアリングの選び方を詳しく解説します。
素材やデザインの特徴やメリット、年代別や指タイプ別のおすすめのペアリングを紹介します。
また、人気のブランドや刻印の入れ方もご紹介します。
ペアリングを選ぶときのポイントを押さえて、ふたりにぴったりのペアリングを見つけましょう。
ペアリングの選び方
ペアリングを選ぶときには、以下の4つのポイントに注意しましょう。
- 素材
- デザイン
- サイズ
- 予算
素材
ペアリングの素材は、肌に触れるものなので、アレルギーやお手入れのしやすさなどを考慮する必要があります。
また、素材によっても雰囲気や価格が変わってきます。
代表的な素材とその特徴を以下に紹介します。
- シルバー
カジュアルでリーズナブルな素材。時間が経つと味が出るが、黒ずみやすいので定期的なお手入れが必要。 - ゴールド
高級感と品格がある素材。イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなど色のバリエーションが豊富。変色しにくいが、傷がつきやすいので注意。 - プラチナ
最高級の素材で、結婚指輪にもよく使われる。白く輝く美しい色合いが特徴。変色しにくいが、傷がつきやすいので注意。 - ステンレス
錆びにくく丈夫な素材。プラチナに似た色合いで、リーズナブルな価格。金属アレルギーの方にもおすすめ。 - チタン
軽くて丈夫な素材。金属アレルギーの方にもおすすめ。色やデザインの選択肢が少ないのが欠点。 - コンビ
ふたつ以上の素材を組み合わせたもの。独自性やデザイン性が高い。価格は素材によって異なる。
デザイン
ペアリングのデザインは、ふたりの好みやライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
代表的なデザインとその特徴を以下に紹介します。
- ※甲丸(こうまる) ※半円形(アーチ形)
リングの表面がゆるやかにカーブした形。シンプルで飽きのこないデザイン。指にフィットしやすく、日常生活で邪魔になりにくい。 - 平打ち
リングの表面がフラットな形。シャープでモダンな印象。模様や彫刻などを施しやすい。指の形によっては角が当たって痛いことがあるので注意。 - ツイスト
リングがねじれたような形。動きや立体感があるデザイン。個性的でおしゃれな印象。ねじれの角度や幅によっては指に食い込むことがあるので注意。 - ストレート
リングの断面が四角い形。シンプルでスタイリッシュなデザイン。指に沿ってすっきりと見える。角が当たって痛いことがあるので注意。 - ミル打ち
リングの表面に細かい溝が入った形。クラシカルで上品なデザイン。光の反射でキラキラと輝く。溝に汚れが溜まりやすいので定期的なお手入れが必要。
サイズ
ペアリングのサイズは、着け心地や見た目に大きく影響します。
サイズが合わないと、指輪が落ちたり、指が圧迫されたりすることがあります。
サイズの測り方や選び方を以下に紹介します。
- サイズの測り方
指輪を着ける指の一番太い部分の周囲を測るのが基本です。
測るときは、紙やひもなどを使って、指に巻きつけてマークをつけます。
その長さを定規で測り、ミリ単位でサイズを確認します。
また、指輪のサイズを測るときは、以下の点に注意しましょう。- 測る時間帯
指の太さは、気温や体調などによって変化します。
一番太くなるのは、夕方から夜にかけてです。
その時間帯に測ると、一番正確なサイズがわかります。 - 測る回数
指の太さは、日によっても変わります。
できるだけ何日かにわたって測り、平均値を出すと、より正確なサイズがわかります。 - 測る方法
指に巻きつけるものは、できるだけ細くて柔らかいものを使いましょう。
太くて硬いものを使うと、実際よりも大きく測ってしまうことがあります。
また、巻きつけるときは、きつすぎず、ゆるすぎず、指にぴったりと沿うようにしましょう。
- 測る時間帯
- サイズの選び方
指輪のサイズは、ミリ単位で表されますが、一般的には号数で表示されます。
号数は、1号=約0.33ミリという換算で求められます。
例えば、指の周囲が50ミリの場合、50÷0.33=約15号となります。
ただし、指輪の幅や形によっても着け心地が変わります。
幅が広いものや、平打ちやストレートなどの角のあるものは、指に食い込みやすいので、0.5号~1号ほど大きめに選ぶとよいでしょう。
また、指輪の内側に甲丸加工が施されているものは、指になじみやすく着け心地がよいので、0.5号~1号ほど小さめに選ぶとよいでしょう。
また、指輪の内側に刻印が入っているものは、刻印の部分が指に当たって痛いことがあるので、注意しましょう。 - サイズの調整
指輪のサイズは、購入後に調整することができます。
しかし、素材やデザインによっては、調整ができないものや、調整に制限があるものもあります。
例えば、コンビやツイストなどの複雑なデザインのものは、調整が難しい場合があります。
また、シルバーやステンレスなどの硬い素材のものは、調整に専門的な技術が必要な場合があります。
調整にかかる費用や期間も、素材やデザインによって異なります。
購入前に、調整の可否や条件を確認しましょう。
予算
ペアリングの予算は、ふたりの経済状況や価値観に合わせて決めるのがおすすめです。
予算によっても、素材やデザインの選択肢が変わってきます。
代表的な予算とその範囲を以下に紹介します。
- 1万円以下
シルバーやステンレスなどの安価な素材のものが多いです。
シンプルなデザインや、小さな石がついたものなどがあります。
お手軽にペアリングを楽しみたい方におすすめです。 - 1万円~3万円
シルバーやステンレスに加えて、ゴールドやプラチナのものもあります。
デザインも豊富で、刻印や石の種類も選べます。
予算と品質のバランスがよい範囲です。 - 3万円~5万円
ゴールドやプラチナのものが多く、高級感があります。
デザインも個性的で、大きな石やダイヤモンドがついたものもあります。
特別な記念日にふさわしい範囲です。 - 5万円以上
ゴールドやプラチナのものがほとんどで、最高級の素材とデザインが揃います。
石の質やカットも優れています。
結婚指輪としても使える範囲です。
年代別のおすすめのペアリング
ペアリングの選び方は、年代によっても変わってきます。
年代別のおすすめのペアリングを以下に紹介します。
- 10代
カジュアルで可愛らしいペアリングがおすすめです。
シルバーやステンレスなどのリーズナブルな素材で、ハートや星などのモチーフがついたものや、カラフルな石がついたものなどがあります。
刻印でふたりのイニシャルや記念日を入れると、より思い出に残るでしょう。 - 20代
おしゃれで個性的なペアリングがおすすめです。
ゴールドやプラチナなどの高級感のある素材で、ツイストやコンビなどのデザイン性の高いものや、ダイヤモンドやパールなどの上品な石がついたものなどがあります。
刻印でふたりのメッセージや愛称を入れると、より愛情を深めるでしょう。 - 30代
シンプルで上質なペアリングがおすすめです。
ゴールドやプラチナなどの最高級の素材で、甲丸や平打ちなどの定番のデザインや、ミル打ちやダイヤモンドなどのクラシカルなデザインがあります。
刻印でふたりの誓いや絆を表す言葉を入れると、より永遠を感じるでしょう。
指タイプ別のおすすめのペアリング
ペアリングの選び方は、指の形や太さによっても変わってきます。
指タイプ別のおすすめのペアリングを以下に紹介します。
- 細い指
幅が広いものや、立体感のあるものがおすすめです。
指にボリュームが出て、存在感が増します。
例えば、ツイストやコンビなどのデザインや、大きな石やダイヤモンドがついたものなどがあります。 - 太い指
幅が狭いものや、すっきりとしたものがおすすめです。
指に余裕が出て、すらっと見えます。
例えば、甲丸や平打ちなどのデザインや、小さな石やパールがついたものなどがあります。 - 短い指
縦に長いものや、指先に向かって細くなるものがおすすめです。
指が長く見えて、バランスがよくなります。
例えば、マルキスカットやティアドロップなどの形の石がついたものや、テーパードなどのデザインがあります。 - 長い指
横に広いものや、指の付け根に向かって太くなるものがおすすめです。
指が華奢に見えて、女性らしさが増します。
例えば、ラウンドカットやハートカットなどの形の石がついたものや、ハーフエタニティなどのデザインがあります。
人気のブランド
ペアリングの選び方には、ブランドも重要な要素です。
ブランドによっても、素材やデザイン、価格などが異なります。人気のブランドとその特徴を以下に紹介します。
- ブルガリ
イタリアの高級ジュエリーブランドで、世界的に有名です。
ロゴやシンボルが施されたモダンで洗練されたデザインが特徴です。
ゴールドやプラチナなどの高級素材で、ダイヤモンドやカラーストーンなどの美しい石が使われています。
価格は10万円以上で、高級志向の方におすすめです。 - ティファニー
アメリカの高級ジュエリーブランドで、世界的に有名です。
ブルーの箱やリボンがトレードマークです。
シンプルでエレガントなデザインが特徴です。
プラチナやゴールドなどの高級素材で、ダイヤモンドやカラーストーンなどの美しい石が使われています。
価格は10万円以上で、高級志向の方におすすめです。 - パンドラ
デンマークのジュエリーブランドで、日本でも人気が高まっています。
チャームと呼ばれる小さなパーツを自由に組み合わせて、オリジナルのペアリングを作ることができます。
シルバーやゴールドなどの素材で、ハートや星などのモチーフが豊富です。
価格は1万円~3万円で、自分らしさを表現したい方におすすめです。 - ノジェス
日本のジュエリーブランドで、若いカップルに人気です。
カジュアルで可愛らしいデザインが多く、シルバーやステンレスなどのリーズナブルな素材が使われています。
刻印や石の種類も選べるので、ふたりの思い出や好みを反映できます。
価格は1万円以下で、お手軽にペアリングを楽しみたい方におすすめです。 - Free Style
日本のオリジナルアクセサリーブランドで、1999年に誕生しました。
シルバー、ステンレス、タングステンなどの素材で、シンプルな中にこだわりを見せるデザインが特徴です。
刻印サービスもあり、ふたりだけのオリジナルのペアリングを作ることができます。
価格は1万円~3万円で、身に付ける日が記念日になるようなペアリングを提案しています。
公式ページは[こちら]です。
刻印の入れ方
ペアリングに刻印を入れると、ふたりだけの特別なものになります。
刻印には、以下のようなものがあります。
- 日付
ふたりの記念日や誕生日などを入れると、思い出に残ります。
例えば、2023.11.07や11.07.23などの形式で入れることができます。 - イニシャル
ふたりの名前の頭文字や愛称を入れると、愛情を表現できます。
例えば、A&Bやあきとゆうなどの形式で入れることができます。 - メッセージ
ふたりの誓いや感謝の言葉を入れると、絆を深めることができます。
例えば、Foreverやありがとうなどの形式で入れることができます。
ペアリングに刻印を入れるときの注意点
ペアリングに刻印を入れるときには、以下の点に注意しましょう。
- 刻印の文字数
刻印に入れられる文字数は、素材やデザインによって異なります。
一般的には、10文字~20文字程度が目安です。
刻印に入れたい文字が多い場合は、内側と外側に分けて入れることもできます。 - 刻印のフォント
刻印に入れられるフォントは、ブランドや店舗によって異なります。
一般的には、明朝体やゴシック体などの基本的なフォントが選べます。
また、英語や数字などのアルファベットや記号も入れることができます。フォントによっても、刻印の雰囲気が変わりますので、ふたりの好みに合わせて選びましょう。 - 刻印の方法
刻印には、手彫りや機械彫りなどの方法があります。
手彫りは、職人が一文字ずつ手作業で彫る方法で、温かみや味が出ます。
機械彫りは、機械が一文字ずつ自動で彫る方法で、きれいで均一な仕上がりになります。
手彫りは、機械彫りに比べて、時間や費用がかかりますが、ふたりだけのオリジナルの刻印になります。
まとめ
ペアリングを選ぶときには、素材やデザイン、サイズ、予算などのポイントに注意しましょう。
また、年代別や指タイプ別のおすすめのペアリングや、人気のブランドや刻印の入れ方も紹介しました。
ペアリングは、ふたりの愛情や絆を表現する大切なアイテムです。
ふたりにぴったりのペアリングを見つけて、幸せなカップルライフを送りましょう。
参考ソース
関連記事:
関連記事はありません。